いい人をやめる理由は自分を殺す事を止めること

「いい人」と他人から言われると、なんだか気分が良くなる方も多いと思います。

でもそれはもしかすると、自分を殺していることかもしれません。

私の考え方として、「いい人」というのは、相手から見た時に都合のいい人という意味も含まれています。

都合がいいからいい人

例えば、「食事に行けばおごってくれるからいい人」「いつも車を出してくれるからいい人」「自分の意見を反対しないからいい人」「何を言っても怒らないからいい人」・・・。

このように、「いい人」というのは相手にとって都合のいい場合が多い訳です。

逆に「食事に行けば必ず割り勘だからケチ臭いよね」「毎回私が車出しているから嫌な人」「自分の意見には反対することが多いから嫌な人」「すぐに起こるから嫌な人」・・・。

このように相手にとって都合の悪い人は「いい人」ではないわけです。

ですので、あまりに「いい人」だねと言われる場合、自分と相手との立場、行動をもう一度考えてみましょう。

もし、その相手との立場や行動を考えてみても特に気にならないのであれば、それは本当に「いい人」になれている証拠だと思います。

また、その相手には損得勘定がない愛で接しているのかもしれません。

無理していい人は自殺と同じ

私の考えは極端かもしれませんが、無理をしてまでいい人を演じている人は自殺をしていると考えています。

自殺とは、肉体を殺す事という意味合いが一般的ですが、私の考え方は自分の意思を殺す事も自殺と考えています。

なぜ自分の意思、気持ちを殺してまで相手に「いい人」を演じなければいけないのでしょうか?

確かに男性なら仕事上の関係や立場などあるかもしれませんが、「いい人」は自分を殺していると気づきましょう。

その代わりに、「いい人」を演じない部分では思い切り自分を楽しむことが重要だと考えています。